愛知?世界の地と人をつなぐ県立大学へ
現在、世界はかつてないほどグローバル化が進み激しく変化する時代を迎えています。それゆえ本学は「人をつなぎ世界を結ぶ」ことを積極的に推進し、愛知県内はもちろん、日本?世界の諸地域の人々とさまざまな方法を駆使し、顔の見える交流を重ねて、より良い社会の創造に貢献します。
【1】異文化交流を通じて人をつなぎ世界の諸地域を結びます
日本国内にも世界の諸地域にも多様で多彩な異文化があります。自国主義が急速に広がる現代、異文化交流によって相互の理解を深めていくことは急務です。地域の外国籍住民との交流も含め、これからの3年間で双方向的な多文化交流を構築します。
【2】5学部連携による共同研究を推進し、教育に活かします
異文化交流の土台となるのは研究?教育です。細分化し分断されている各研究分野をつなぎ、5学部が連携して異分野間の共同研究を立ち上げます。文理融合、あるいは文系×文系、理系×理系の各分野の知見を結び合わせることによって複合的で複眼的な厚みのある「人間学としての学問」へ向けて教職員?学生が協働して取り組みます。
【3】「いのち」の学びと探究のテーマを掲げ「人間学」を目指します
5学部連携による「いのち」の学びと探究を進めます。「いのち」はすべての人に平等に与えられた唯一絶対のものです。しかしながら、それが脅かされる状況が国内外の至るところで起こっています。昨年、猛威を振るったコロナ感染症は世界を覆うパンデミックでしたが、差別や経済格差など、さまざまな社会的課題が浮き彫りになりました。そこには科学?政治?経済?文化?環境など複雑な要素が絡み合っているのです。いのちの学びとは、すなわち人間と人間を取り巻くもののすべてを学ぶ学問なのです。本学は、このような「人間学」を目標として教育?研究を実践していきます。
※キーワード
「人をつなぎ世界を結ぶ」「顔の見える異文化交流」「5学部連携による研究?教育」
「教職員との連携?協働」「いのちの学びと探究」「人間学」「社会貢献」